お寺さんの本堂の丸柱の切欠け部分の縁付。
孤の部分の紋縁の縁付作業は、あまりないですし、
こちらのお寺さんは高麗紋の大紋(1つの柄の大きさ約55ミリ)を使っています。
難しいのは、縁の幅が広くなると孤の内側と外側の長さが違うので、
見た目、違和感なく付けられた様に見えるようにするのが、
一番難しいところだと思います。
これは、前回の私が施工した物です。
こちらが今回のです。
まだ、思うところは有りますが、
意外と良い感じに出来上がったと思います。^^;
私は新畳でお世話になってから、弧の部分は、何度かやっていますから、
客室でお世話になった後輩に声をかけたら是非やってみたいというので、
2箇所のうち、1箇所だけ、作業をしにきてくれました。
私にとっては、こんな感じで、ここをこうして、ここが対象になる様にこうやれば多少のズレは修正できるので、大丈夫だよ!ってポイントを教えて、
やってもらったのですが、
思った感じが上手く伝わらず、
1度目は上手くいかず、
再チャレンジで上手くできました。
上手く伝えられずに、
手間をかけさせ過ぎてしまった事、
上手くいかなかった原因を共有でき、
反省と収穫です。
ありがとうございました。
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