デザイナーズ襖施工事例と拡大印刷の工夫
先日、デザイナーズ障子を納めさせていただいたお寺様より、
「掛け軸の画像を襖にしたい」と、ご相談をいただき、施工させていただきました。
今回は、掛け軸の画像を襖のサイズまで拡大し、印刷するという内容です。

下の画像は極端なイメージ画像になります。

スマートフォンの性能が向上し、高画素の写真が撮れるようになりましたが、
それでも小さな画像を大きく引き伸ばすと、どうしても粗さが出てしまいます。
特に今回のように、数センチほどの顔の部分を何倍にも拡大する場合、
そのまま引き伸ばすと、ぼやけた印象になってしまいます。
離れて見る分には気にならない場合もありますが、
襖は掛け軸よりも近くで目にするため、
今回は入稿前の画像処理にかなり気を配りました。
画像変換や調整を行い、
できるだけ違和感が出ないように仕上げた結果――
近くで見ても粗が目立たない、
とても良い仕上がりになりました。
また、色合いは掛け軸よりも少し明るめに調整。
そのため、お部屋全体が暗くならず、
空間としてもとても良い雰囲気になっています。

下の画像は、掛け軸柄の襖の反対面になります。
麻の葉グラデーション(青)の袖柄と引手の青が調和し、
全体として非常にまとまりのある印象になりました。
お部屋の照明が暖色系ということもあり、
作業場で見ていた色味とはまた違った表情を見せてくれます。
さらに、
外の天候や時間帯によって見え方が変わるのも、
良いなと思いました。

また、こちらのお寺様には何箇所かステンドグラスも取り入れられており、
こちらのお部屋は、入るとまず目に入るのが鳳凰のステンドグラス。
自然光が差し込むことで、
とても美しく部屋の作りと相まって、
印象的な空間が広がっています。

近くで見ると、ガラスの色合いや細かな表現から、
作り手のこだわりがしっかりと伝わってきます。

今回、遠方でしたが、ご縁があり、デザイナーズ障子、襖と携わる事ができました。
住職さんからの説明から、思いがとても詰まった素敵な建物に感動し、
貴重な体験になりました。
ありがとうございました。
オリジナルデザインの障子や襖は、
空間の印象を大きく変えることができます。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。




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