セラミック包丁のヒビ

セラミック包丁の刃の欠け 研ぎ

セラミックの包丁はとっても硬く切れ味も長持ちとよく聞きますが、
使い方をちょっと間違えると刃が欠けてしまったり、
ひどい場合は、折れる事も有ると思います。

まずセラミック包丁の特徴は、
とっても硬い材質なので、切れ味が長持ち
熱に強く、腐食しないですが、
とっても硬いと言うのは、
無理をすると変形しないので、欠けやすいです。

欠けてしまう原因は
落としてしまった。
冷凍物やかぼちゃ等の硬い物を切る時にちょっと包丁を捻ってしまった。
捌いている時に、いき良いよく骨に当たってしまった。
洗っている時に硬いモノにぶつけてしまった。
だと思います。

セラミックの包丁のお手入れはメーカー出しが主のようですが、
ちょっと面倒だからと、研屋さんにお願いしても、
硬いのでお断りされることもある様です。

そんなセラミックの包丁で、しかも刃が欠けた包丁の研ぎの依頼でした。
当店は機械研ぎなのでセラミックの包丁もお研ぎしてますけど、
それでも1ミリ削るのに金属の包丁の何倍も時間がかかりますので、
基本的にはヒビが中に向かって入ってしまったセラミック包丁は、
時間がかかる(研ぎ代が高くなる)ので、
買換えが良いかと思う事も。

今回持ち込まれたセラミックの包丁の欠けた部分をルーペで見ると、
欠けた部分の先に欠けと同じ位の深さ、
ヒビが中に向かって走ってます。💦

セラミック包丁の欠けのヒビが中に入ってます。

大体ですが、欠けが3mm、ヒビが3mm程度なので、
削りはヒビが無くなるまでなので、
持ち込まれた状態から約6mm〜8mm程度削り込みますから、
削り込みに時間がかかるので、
新しい包丁を購入も良いかとお伝えしましたが、
削り込んで、包丁として使える様にとご依頼されてました。

画像は取らずに進めて研ぎ終わりお返ししてしまいましたが、
先ずは、
ヒビ部分の先端にマジックで印をつけ、
その印を目印に研磨の振動でヒビが進まない様に丁寧に削り込んでいきます。
マジックで印をつけるのは、
包丁を削り込んでヒビが小さくなっていくと、
分からなくなっていきますからここまで削るという目安なんです。
印つけておけば、ルーペでその部分を間違いなく確認できますから。

最終的にルーペで見てもヒビは確認できなくなったので、
通常のセラミックの包丁として刃をつけてお返しいたしました。

セラミックの包丁は使い方によっては便利ですが、
金属の包丁の様な粘りがありませんので、
お気をつけて使用してくださいね。

そんな刃物研ぎのご依頼でした。

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