大きい畳
通常の畳に使われている畳表の出回っている幅は、
90センチくらいの関東サイズと、95センチくらいの京間サイズですが、
特別に幅広の畳表も特注により織ってもらえます。
当店で仕入れた幅広の畳表です。
巾広の畳表です。
サイズは4尺(約120センチ)です。
標準の畳表との比較です。
通常の「はば」(寸法を測る定規)では、
届かないで、「ながさ」(寸法を測る定規)を、
使いました。
標準の畳表を載せると更に違いが分かります。
(関東間五八表)
畳床は、床繋ぎの縫い方で、巾を繋いであります。
表面にくる部分の段差はワラを使って、
平らになるようにし縫い繋ぎ最後は糸を締め込んで床繋ぎの完成となります。
畳屋と言えば皆さんはこれを連想すると思います。
平刺し(ひらざし)と言います。
返し縫いと言います。
当てワラを付けて畳の厚さを調整していきます。
その後裏返しして糸を閉め直します。
框は、少し膨らみかかっていたので、
伏せ框縫いで締めました。
完成です。
![畳み納めました。](https://www.tatami-hamoto.com/sekourei/spacial/width_finish.jpg)
足立区本木 瀬田様
玄関に入ると右手に畳が敷かれております。
ふと目を奪われ落ち着いた気持ちになります。
とっても雰囲気が良い玄関です。
親父が新畳を納めて、今回は私が表替えをしました。
こちらの家主の方に、
ホームページに載せさせてほしいので、
写真を撮りながら作業したいとお願いした所、
快く承諾して頂きましたので、
こちらのページが出来ました。
この畳表は、特別な物になり、この巾の畳表を織る織機は、
日本に数台しか無いとの事です。
価格については、畳表の丈寸法(1尺ごと)で、
変わります。
納期については、問屋に在庫がない場合は、注文後織って頂きますので、
長いい草の在庫の変動により必要数の可能、不可能もあります。
大体の必要数(メートル)も含め余裕を持ってお尋ねください。
お問い合わせ下さい。