お知らせ

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はじめに| インターネット特典 | 畳持込み施行 

最初に是非一読して頂ければ幸いです。

当店では、畳屋とは、お客様と長いお付合いになる仕事だと思っております。
同じマンションや一軒家でもお隣と同じ生活スタイルとは限りませんので、
お客様の事、使われている畳、これからの使用して頂く畳の事を考え、
使用材料や使用方法のアドバイス、そして施工をしております。

その他、結露やカビ、家に住む害虫の防ぎ方などは、
予防などの基本は同じでも各家庭により全く同じでは有りませんので、
ちゃんとアドバイスが出来る様にと、
私は『健康住宅アドバイザー』の資格を取得致しました。

当店は、一般的な逢着機械を使っておりますが、畳1枚1枚の表情を見ながらその畳に合った作業しておりますので、
一日に出来る畳の枚数は、畳の施工状態や痛み具合の条件が良い場合でも、
朝畳を引き上げて夕方納めるまでとなると、1部屋程度が限界となってしまいます。

なぜ、1日の作業枚数に差が出てしまうのか、
機械が1時間に施工出来る枚数もラインの物とは違いますが、
それは、今まで縫っていた必要の無くなる糸や今まで付いていた畳縁を出来るだけ取り去り、
痛んでいた部分を補修したり、幅や丈のサイズを直したりすると、
畳表のサイズを測り新しい畳表に交換し新しい畳縁を縫い付けるという作業以上に、
時間のかかる場合が有るからなんです。

ご存知だと思いますが、安価な価格で施工されている所では、
効率よく1日に大量の枚数をこなしておりますので、
今まで縫い付けてあった糸を切っても取り除かず、
畳縁も途中で切って残すことが多く
ただ畳表を交換するだけの様な気がします。
しかし、畳は納めてしまうと見える部分は畳の表面だけですので、
違いは分からないかもしれませんが、
畳屋は畳をきっちりと隙間無く納める様に、
その分を見越してサイズを増やしたり凹みを補修などをしておかないと
畳を敷いたら隙間が増えてしまったり、畳表の痛みが早くなってしまう事があるのです。
畳縁を残した施工は1、2回程度ならごまかす事が出来るのですが、
そのような施工を何度もすると畳縁が邪魔になり、畳がきっちりと収まらなくなってしまいます。

また、基本や安全性を無視したタッカーのみの施工や畳表を切る時に畳の床の上で直接切ってしまい、
畳床を圧縮して縫ってある大事な糸を切ったままにしてあったりする様な作業方法や、
畳の角を支点にしての持ち運びをする様な運搬方法は、
畳の一番弱い角を痛めます。
数年後の裏返し、表替えを考えた作業ではなく、
次のない仕事だと思いますので、
お客様と長くおつきあいしたいと思っている畳屋とは言えないと思っております。

最後に、畳屋さんには1級、2級技能士もしくはそれを目指している方が実際に作業をしてがいらっしゃいますので、
仕事場、作業場に入りづらいかもしれませんが、分からない事が有ったら是非訪ねて見たり、聞いたりする方が良いと思います。
それで、直ぐに頼まなくても、畳や和室また洋室の事でも、
今後の住まいの考え方の何かの足しになるのではないかと思います。

私もお客様のためになる様にと、たわいもない質問でも、一生懸命答えますので、
遠慮なくご連絡下さいね。

酷い施工例

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