結露の仕組み | 結露の種類 | なりやすい場所 | 対策(工夫)
結露なりやすい場所
暖房しない部屋で 発生しやすい。 | 室内と外の温度差が大きいと結露しやすいと言われますが、 それよりも部屋の温度が低くて湿度が高い結露が発生します。部屋の中の湿度が同じ場合、室温が高い程、相対湿度は低くなり、 同時に室内の表面温度が高くなるため結露はしにくくなります。室内の温度を低くすると外との温度差が少なくなり 結露しにくくなりそうですが、低い室温で生活していると、 空気中の水蒸気が飽和(100%)して結露する事が有ります。相対湿度:湿度計の%の値。 |
よどみ空気は なりやすい。 | 室内は空気のよどみが出来やすく、結露が発生しやすくなります。空気が動かないと室内空気から壁表面への熱の伝わりが少なくなり、 表面温度が低くなってしまうからです。結露が部屋の角やタンスの裏側等に発生しやすいのはこのためで、 結露を防止するには、空気のよどみを作らないように気を付けて下さい。 |
先ず部屋の角で 発生する。 | 部屋の各部の表面温度は位置によって少し異なります。一般に、室内の対流によって天井面は床下より温度が高くなります。一般の床・壁・天井では、部屋の角部分に空気よどみが出来て、 隅角部は三方向から放散される熱量が大きくなる為、 一般部に比べて表面温度が低く、結露が発生しやすくなります。部屋の下隅角部では他より2~3℃低くなっています。 |
ヒートブリッジは 大敵! | 壁や床部分の中で、断熱性能が他に比べて劣る部分を ヒートブリッジと言います。冬期、窓ガラスは最も低いため、結露はここで真先に発生します。 出窓は特に結露になりやすいので注意が必要です。 |