時々、畳の上に置いてある、気が付かないうちに果物やお野菜が熟れ過ぎて?
水分が出てしまうことがあります。
そんな畳の畳替えの時の話です。
今回は果物ではなく、野菜で数ヶ月前に出来てしまったシミでした。
現調では畳本体の下面や床面にシミが無かったのと、
表面が乾いていて、踏んでも余りグズグズしていなかったので、
今回はなんとか補修という流れになりました。
野菜なので、果物の様に糖分を含んでいない分よかったのかな?
ダメージも深さも1センチ程度の深さ深さ
畳表を剥がしてみるとキノコが標本の様になっていましたが、
写真はキノコを剥がしてしまった後です。
キノコの傘の跡が残っています。
キノコを剥がし表面の少し朽ちてしまった部分をブラシでコソゲ取り、
ほんの少し湿り気があったので天日干しする前に、
アルコールを吹きかけ、この夏の太陽光でカビの滅菌w
数時間ほどで、カピカピに乾いたのでブラシでもう一度ブラッシングして、
キノコの跡も出来るだけお掃除して補修。
朽ちた藁をこそげ取って減ってしまった部分に、藁を並べ縫い付けました。
最後は、竹炭パワーシートを補修面の上に被せて補修完了。
ガッチリ縫い締めしてませんので、しばらくはフワッとしますが、
使用しているうちに、藁も潰れ馴染んできます。
あとは、普通に表替えを行い、納めて終了です。
今回の畳はダメージが少なかったで、なんとか補修で表替えしましたが、
本来は新畳になる事が多いので、
気をつけてくださいね。
コメント