長い上敷き

長い上敷きの拡大画像 上敷き

上敷きってどれくらいの長さまで作れますか?って
時々聞かれる事があります。

持ち運びは大変ですが、正解は、「いくらでも」です。
畳表は畳屋が購入時する時に「長モノ」「切りモノ」があります。

機械織りなので長く作られた物を出荷する際に
ある程度の長さの「長モノ」と
1畳サイズや半畳が取れそうな長さで切った
「切りモノ」があります。

うちで買っているのは、
熊本産の長モノで10畳分の長さで切れています。
大体21m位
賃貸で使っている物が、中国産24m位です。

それを好きな長さで切って使用します。

これは短めの11m程度の物です。

長い上敷き

1畳分の長さで軽くても約1.5kg位になるかと思いますから、
24mの上敷きの重さは約20kg位の重さになります。
今回のは、1本の重さは約10キロ程度になります。
(糸引きタイプの安価な物です。)

これが一般家庭とかでよく使われている様な畳表だと、
1畳あたりの藺草の使用量も多く使って織ってありますし、
麻糸が入れば、その分の重量も増えますから
1畳分で2kg前後有りますので、
畳表の髭を切ってしまいますが、出来上がりも家の在庫の良い方で約2.1kg位にはなるかと思います。

今回のは3尺幅なので、髭部分だけを切るのでこんな感じです。

過去にインスタにアップしたモノです。
畳表の髭切り落とし

良い畳表の時の切り落とした「ひげ」

畳表の幅の切り落とし「ひげ」って言ってます。

最後に

いくらでもとお伝えしましたが、
ウチで納めた最長は縦糸を手で繋いで作った約51m位でした。
メッチャ重かったです。w

その後、熊本で長いのを織られたのでご紹介します。

くまモンオフィシャルページに有りました。

世界一長い畳表!

コメント

タイトルとURLをコピーしました