襖って全部同じじゃなくても。

しんせんの裾柄 ブログ

今回のお宅は、6畳と8畳の間続き、
8畳間は台所に面して、
6畳間は廊下に面しているお部屋でした。

襖を外して通しで使う事も無いそうなので、
各部屋で違う柄でも良いかとの提案に、
複数を選んでいただきました。

その様な時は、お客さん宅で手書きの、
下の様な簡単な襖の配置図を書いて話を進めていきます。

この様な図に品番や注意事項を書いておきます。

こちらが8畳

しんせんの裾柄

そして、8畳の反対側の台所面
こちらは表面強化タイプで普通の襖紙と違って、
表面がツルッとしています。

表面強化タイプ

6畳間は、モダンな感じ
8畳納品直後なので、6畳間に荷物がありましたので荷物が写らない様に、
この1枚だけ^^;

なごみ モダン柄

6畳の上下に分かれた押入れは
グレーっぽい薄緑の無地になります。

なごみ 薄緑の無地

無地とはいっても、糸目に特徴がありますし、
斑(ふ)が入っているので、
落ち着いた色に柄が入った感じです。
上の画像では、チョッピリ斑が入っていますが、
納品したものには、チョット大きな斑が入っていました。
(私は当たりって思っています。)
光で斑の柄が浮き上がるので面白いですし、
6畳間の部屋の明かりも電球色なので、夜と昼では色も変わって見えますから、
1日を通していろいろな雰囲気を楽しめると思います。

こちらは6畳の廊下側で1本引き、
部屋側はモダン柄、
廊下側は、袖柄(そでがら)を選んでいただきました。

袖柄

これも、単純な2色ではなく、
表面に薄い落水柄で、腑が入っている薄い紙が貼られているので、
表情あっていい感じです。

襖紙を全部統一するもの良いですが、
各メーカーで特徴ある柄などが有りますので、
楽しんで頂けたらと思います。

この様な施工をしてくださいました。
お客様に感謝です。
ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました