シックハウス診断士の講習会に行ってきました。

一般社団法人シックハウス診断士 ブログ
シックハウス診断士実務講習会

私は、シックハウス診断士協会の
公認相談窓口会員として

空気測定に伴うポンプの扱い方・空気の採取方法
シックハウスの相談対応の仕方及び事例のご紹介
を勉強してきました。

シックハウス症候群とは、
住宅建材や家具などに含まれる化学物質等により、
人体に影響が出てしまう事です。

そして、

シックハウス診断士とは、
シックハウス症候群についての幅広い知識を身につけ、シックハウス症候群に悩まされている方の住宅の調査、室内空気環境の測定などを行い、専門家としてのアドバイスをします。また住宅を新築・改修する際に、安全で快適な住環境を提案したり、医療・建築・法律などの幅広い分野にわたっての情報提供を行います。

シックハウス診断士とは – 日本環境保健機構

室内の空気を測定するには、目安になる簡易的な物からありますが、
検査機関に依頼する本格的なものになります。
室内の空気測定といっても、
成分が自然と付くのを待つパッシブ法
ポンプで空気を一定量を吸入するアクティブ法
の2種類ありますが、
今回は、アクティブ法で使う機械の設定、測定方法を教えていただきました。

室内の空気を採取する機械


画像の三脚の上に設置されているお弁当箱みたいなのがその機械です。

上に刺さっているアンテナみたいな部分が、
捕集剤の入った部分になり、
その部分から、決まった空気量を吸い込み、部屋の空気を採取し、
検査機関に送って測定報告を出していた開きます。
スイッチ部分の色が違うのは、検査項目で空気採取量が違うので2種類必要になります。
測定検査項目は、voc48種類とアルデヒド類がありますが、
心配な物だけを検査する事が出来ます。

また、
相談業務についての進め方、対応方法など、過去の例を取り上げて、
とても分かりやすく教えていただきました。

空気採取の時の話では、
考えてみれば当たり前でも、意外と気が付かずにやってしまいそうな。
へーっ!そんな事もあるんだ!とか、

対処方法の話では、
意外な落とし穴や、総合的に対処していかないと、
こちらの部屋では大丈夫だけど、
あっちの部屋では具合が悪くなるとか。

安全と定められた
測定値以下でも反応してしまう人、
逆に、
測定値を超えているのに無反応の人がいる事など、

過去の実務であった話や聞いた話などを混ぜてのとっても勉強になった時間でした。

今後も、この様な講習会など企画して下さるとのことですので、
私もテキストを読み直しておこうと思います。

シックハウス診断士協会の
シックハウスに関するご相談窓口

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