襖で模様替え。

両面で違う色の襖

先日のブログ記事の襖の張替のお客様宅の物です。

お伺い前の時は、
「襖を板戸にする事も考えている。」
でした。

⚪︎がだいぶ古くなってしまっている、
⚪︎襖を閉めても隙間が空いている。

襖本体もしっかりして、紙が汚れているくらい、
押入は表面の紙が裂けちゃっていたりしていましたが、
こちらも本体も枠もしっかりしていたので、
建て付けも今回程度なら、ナントでもなりますから。と、
張り替えとなりました。

ご要望は、
⚪︎洋室の壁と襖面に同じ壁紙を貼っていたので、
今回も、壁と同様の色にしたいとのご希望でしたが、

先日賃貸物件で黒い色の襖紙カッコよかった話をしたら
「へーっそうなんだ!」となり今回の柄を選んでいただきました。

洋室と和室の間仕切りの襖は、
洋室から見た時は、
濃い色を選んでいただき、引手も濃い色を選んでキリッ!と。

洋室側の襖は色を濃くしてアクセントカラーかな?
無彩色に近いので赤を映えさせますね。
しんせん No.943

これがこの襖の色見本です。

こちらは、和室側少し明るい色を選び、引手も白を選んで白い引手がアクセントになって
シンプルですが可愛いです。

和室側は、色を明るめにして落ち着いた雰囲気に白い引手が可愛いです。
しんせん No.942

襖の見本の画像と色が違いますが、
実際は、この見本の色の襖紙で、設置場所でも同色に見えますが、
写真で撮ると違って見えますね。
それも、色の不思議ですよね。

こちらが、押入の露草の総柄です。

同じ部屋で間仕切りと押入で柄を変えました。

こちらの襖紙も、糸入りの襖紙で、
押入は今までと同じ露草の総柄ですけど、
地模様のように薄らと光で浮き上がる柄が入っているタイプなんです。

しんせん No.930
光で見える地模様が画像では、見えない。

その柄が、これなんですけど、その光で浮き上がる柄はこの画像では確認できないです。

二つを合わせても柄がケンカする事もなく、
とても良かったと思います。

そして、今回使った襖紙を糸入りと良く言ってしまいますが、
この様な織物の襖紙の特徴は、
表面が糸で凸凹しておりますから、光を柔らかく反射するので、
落ち着いた明るさだと思います。
それも、お勧めの理由です。

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