今回も、ちょっと気がついた施工方法だったので、
ご紹介です。
ちなみに、このやり方が悪いとかではなく、
ヘーっ!と思ったのと、
お願いになります。
まずは、こちら、お子さんのオイタでアルアルですよね。
この襖はチップボールという芯材の襖になります。
押入が上下で分かれている下段の襖です。

下の写真は押入れの上段です。
剥がしてちょっとびっくりだったので紙を戻して^^;
剥がす前状態にしてパチリです。
右上は半くらいの隙間なので、
下側で半削って隙間を無くします。

下の画像は、上の襖紙を剥がしたら。

前回施工した方が、芯材の穴をそのままにして、
襖紙を邪魔にならない程度剥がしてから、
襖紙を張ってありました。
襖紙は茶裏という襖紙の裏面がクリーム色の紙を使ってありました。
茶裏は下地の色が目立ちづらいので同じ様な総柄なら、
そのまま茶チリ無しでの施工も多々あります。
こういうふうにやると穴の影響を受けずに張れるのかな?
剥がすまで穴が有るとは気がつきませんでした。
下の画像も、押入れの上段です。
もしかしたらと思い、
剥がす前にパチリ、

剥がしてみたら、また同じ様になっていました。

前々回の紙も剥がしてみると、

引き手の穴を間違えたのかな?紙だけ切れてました。
本当に時々そんな時もあります。
せっかく剥がしたので、
気になるところを切れ端でペタリ。

下の画像は、引手穴部分なんですけど、
本来は引手釘が打ち込める様に板が板が入っていると思うのですが、
穴の位置が違うのか入ってなく、
穴の周りの支えがなくヘロヘロになっていたので、
普通の11倍強度の障子紙の切れ端をペタリ。

気になったので、補修してから、
茶チリ張って仕上げて納めました。
下の画像はチップボール芯材の襖なんですけど、
表面の襖紙が破れてしまったので、
おそらく上半分が紙が裂けたか何かペロリと剥がれていたのを液体ノリで貼り付け、
その後、
改めてシールタイプの襖紙で張り替える時に、
剥がれちゃう部分を全部剥がしてから、
貼ったものだと思います。
そして、
2回目も同様にシールタイプでの施工
前回の凸凹も拾ってますし、
シワも多少出てましたので、
そのまま貼るには、私には出来ないくらいの難易度でしたので、
余計な部分を全部剥がしてしまいましたけど、
もうこれ以上は剥がれなかったです。^^;

そして、引手下の穴をペタリと直して

下地補修完成?
この後茶チリ貼って下準備完了です。
お願いは、
シールタイプなので、簡単だと思いますが、
下地には、シールタイプは直接貼らないでいただけると、
私の様な者には助かります。
コメント