包丁の欠け

包丁の研ぎのご依頼。 研ぎ

包丁の欠けにヒビが入った物がちょうどご依頼頂きましたので、
ご紹介です。

受付時に包丁の刃が欠けている部分が可能かどうかも合わせてご依頼頂きました。
欠けた包丁をルーペで拡大して見ると中に向かってヒビが入っていたので、
確認しながらマジックでこれくらいのイメージで修正しましょうか?と
書いた物です。

包丁修正イメージ

顎の近くのこの部分です。
画像で見ると、欠けた頂点部分にサビが始まっています。

包丁の欠けた部分の頂点あたりに亀裂がありサビが始まっている。

下の画像はそのまま拡大で撮りました。

欠けの頂点からヒビがマジックで印下線まで入っています。

画像で分かると思いますが、マジックで印した線の部分までヒビが入っています。

削り取りの途中でパチリ。

削り取り途中でヒビを確認しながら削り撮ります。

ヒビを取り切った後の画像はないのですが、
ルーペで確認しながらヒビの部分まで取り除き、
その後、仕上げ砥石で刃をつけます。

機械研ぎなので、
下の画像は、仕上げ終わったものになります。

削り取り終わり仕上げ終わった包丁

他の包丁もサビや汚れをできる範囲で取り除き、
刃をつけました。
どれも良い包丁と思いますが、
真ん中の包丁はジープの板バネから作られた物とおっしゃっていました。
メッチャ手作り感万歳のかっこいい包丁です。

色々な特徴ある包丁ジープの板バネから作られた包丁

ちょうど欠けた包丁にヒビが入っていたのでアップさせていただきました。

欠けの分を削り取るのに
機械研ぎとはいえ、あまり熱を持たない様に削り取るので時間がかりますので、
お時間頂けると助かります。

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