引き戸のガタつき・動きが悪い原因は戸車の劣化かも

戸車が劣化して樹脂が割れている

引戸の動きが悪くなる原因の1つに戸車があります。
そんな施工事例をご紹介いたします。

戸車交換と調整作業

今回は、引き戸の戸車が劣化して割れていましたので交換。

同じ物を探したのですが手に入らなかったので、
代替え品での交換でした。

車輪の形とサイズは一緒ですが、
元々のタイプよりも本体しっかりしたタイプ

元々車輪が劣化して割れていたので、
建て付けガタガタで簡単に外れたのですが、
新しい戸車に替えたら建具の高さが元に戻って
入ったんですけど💦
鴨居の真ん中で建具を入れて左右に動かすとどちらの引き戸も
左右最後まで動かないので、まずは、
左右閉まる様に建具の高さを低くします。
元々の取り付け部分に戸車をもう少し沈み込ませる余裕が有ったので

・戸車の取り付け部分を少し掘り込んで建具の中に2ミリほど沈めました。

はめてみて、戸を締めると最後までスムーズに閉まらないし、
隙間もある。

写真では上手く表せないので、大げさに図面描いてみました。

建具の調整前の具合

◯右の建具は右上に隙間があるので、右に寄せたい、
閉める時建、具の上は鴨居に当たらないが、
最後がキツくなり締まりづらい

◯左の建具は左下を左に寄せたい、上部が当たって最後まで閉まらない

調整内容

建具調整方法

上の図の様に

右の建具は左側の戸車を少し出し、
鴨居に入る部分の建具の側面の擦っている部分を鉋で削り

左の建具は左側の戸車を少し出し
建具が上に上がって鴨居当たってしまう分を鉋で削り

完了しました。

調整で削ったのは、この削りカス分です。

建具削って調整
建具(板引き戸)

ちなみに両側の引き戸は点検したら、
戸車破損してなかったので、
戸車に絡みついたゴミをお掃除して完了。

戸車の不具合は意外と多いです

戸車付きの建具は、

  • ゴミが絡みつく
  • 長年の使用で車輪が破損する

といった原因で動きが悪くなることがよくあります。

最初はスムーズでも、
気づかないうちに不具合が出ているケースが多いです。

張替えと同時の点検がおすすめです

戸襖の張替えの際には、

  • 戸車の清掃
  • 必要に応じて交換・調整

も一緒に行っております。

張替えのタイミングでのメンテナンスがおすすめですので、
お気軽にご相談ください。

コメント