モダン乱敷き畳

モダン乱敷き畳縁有りバージョン1

畳の敷き方って6畳間だったら、通常は、
下の敷き方が一般的ですよね。

通常の6畳間の敷き方、回し敷き、枕敷きと言います。

または、
一般的に皆さんの言う琉球畳というのが、
縁無しの半畳を縦横交互に敷き込んで、
市松柄の様に見せる市松敷きも最近増えてきてました。

巷で琉球畳と言われている、半畳市松敷き

しかし、
縁無しは関東間のお部屋でも、側面に折込む分の幅の広い畳表を使いますので、
畳縁がついたタイプよりもちょっとお高くなり、
半畳は1畳サイズの70%の価格になりますから、
魅力的ではありますけど、金額も高めになってしまいます。

でも市松式にこだわりたいなら、
畳縁も一緒に選べるこの様なのも有りだと思います。

半畳縁付きの市松敷き

畳縁を目立つ様にしてますけど、
畳縁はたくさんの種類があるので、
畳表と畳縁の両方を選ぶ事もできます。

しかし、この他にも自由な敷き方をするのが「モダン乱敷き畳」といいます。
下の様に1畳物の敷く位置を変えるとまた雰囲気も変わります。

モダン乱敷き畳1

注意
畳はその位置に敷く様に寸法を合わせて作ってあるので、
現在の畳の位置の入れ替えでは、通常入らない事が多いです

今回の施行は、色々とお話をして、モダンだけど、通常のお手入れのしやすさで、
まず、第一案がこちらになりました。
お部屋のカーテンが金色系なので、
い草の香りを楽しむために通常の畳表に金色系の畳表、
半畳は黄色和紙表の市松柄表で縁無し
追々い草が和紙表と同色になるまでの色の変化を楽しめます。

モダン乱敷き畳2

しかし、家族会議で同色の縁有りで統一に、
決定になり
縁無し半畳が縁有りになるので、
半畳の向きの確認として

1案

モダン乱敷き3

2案

モダン乱敷き4

の2種類の結果、1案になりました。

そしてこのお部屋は出入りが画像の右下になるので、
出入りで畳が痛みづらいこちらの敷き方になりました。

そして、完成画像が
畳表はい草、畳縁はHANA香織No.600です。
この縁は落ち着いた黄色の梅の花柄ですので、
畳表が新しい色から焼けていく迄、
づーっと同一系の色っぽく見える良い色だと思います。

モダン乱敷き畳縁有りバージョン1
モダン乱敷き畳縁有りバージョン1.1

足が写っちゃってますけど。^^;
ソファーの所にちょこっと写っている上敷きは、この畳表の半端表で作りました。

この様に、同じ6畳でも色々な敷き方で楽しめますね。

ありがとうございました。

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