今回は新築に小上がりを作りそこに畳を入れたいとのご連絡をいただきました。
大工さんやリフォーム屋さんからよく聞かれるのは、
畳に合わせて畳の部分作るけど、どれくらいで作れば良いですか?と
聞かれる事が多いので、
関東間の畳の幅が88センチ(ハチハチ)なので、
88センチの倍数が畳の枚数の目安になるとお伝えしてます。
もし、敷き詰める場所の辺の長さが88センチの倍数より多い場合は、
畳の数が増えるかもしれない、
もしくは、
芯材が1m×2mの材料を使うと可能になりますとお伝えしてます。
逆に3枚幅が246センチとか小さい場合は平均に割って82センチなので、
普通の畳より6センチ小さい畳が入りますが、
関東間の材料を切って使うので、小さい分には大丈夫とお伝えしてます。
今回のご依頼場所は、図の様に丈が半畳より大きく幅が少し小さい1畳が4枚入る所になります。
お客様は縁無しの畳を市松敷きにしたいとのご希望なので、

こちらの図面を提出しました。
色が薄い濃いは畳表の向きを90度変えると、
横からの光で、この図の様に見えるんです。
ですので、
実際の部屋に敷き詰めた時は、
この図面の左側、右側から見ると色の濃い部分は逆になります。
図面提出後にお客様からの回答は、
2色使い、畳表の向きは全部同じ向き、色の位置の指定は無しで、
施工と決まりました。
銀白色と灰桜色を使いました。

一段高くなった小上がりの、ちょっと小さな畳スペースなので、
ちょっと寝っ転がる場所としてとか、洗濯物畳んだりする場所とか、

使い方は、色々ありそうです。
今回は小さな四畳に半畳を8枚入れた施工となりました。
ご依頼に感謝です。
ありがとうございました。
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